ジャムスタ

just another mind Style

ポケット数を見ながら、しみじみと考えたこと

前々から、ある程度感覚としてわかっていたことなんだけども、数字として出てくると、「えっ、そこまでか!」とびっくりすることってあるよね。

 

たとえば、さ。これ、とあるブログのキャプチャーなんだけど。

 

f:id:Rashita:20130429214314p:image

 

まあ、平均的だよね。はてブが少しだけ頭出ていて、いいねとググプラが少ない。なんとなく、わかるって感じがする。

で、こっちがR-styleのやつ。

 

f:id:Rashita:20130429214419p:image

 

もうね、断然ポケットなんだ。飛び抜けている。というか、他がビビるほど少ない。ツイート6はまだしも、はてブなんて1だし、いいねもまったくついてない。ググプラなんて、まず僕自身がプラスしてないからね。まあ、忘れちゃっているわけなんだけども。

 

でも、ポケット数だけは上で紹介したブログより多いんだ。これがまた。

 

もう一個、別の私の記事のやつ。

 

f:id:Rashita:20130429214554p:image

 

これもまったく同じ。さっきよりはツイート多いし、いいね!も3つもらっちゃってるけど、はてブはゼロ。どんなに掛け算しても数字が増えないゼロ。レバレッジ要素がまったくないゼロ。

 

なんかね、もうハハハと乾いた笑いが出ちゃうよね。これ。

 

だって、まさにこれは僕がイメージしていた通りの状況なんだもの。「そういう風に読んで欲しい」と思っていたとおりになっている。ただ、これまでポケット数が明確でなかったので、「なんとなく、そうなってるんじゃないのかな」という感覚だけで、実感してはそれほどなかったんだ。

 

たしかにね、R-styleってブログはPVなんて全然稼げてないんだ。まあ、昨日今日ブログを始めた人よりは多いよ。さすがに10年ちかくやっているから、蓄積がもたらす効果はバカにはできない。でも、有名ブロガーほどのPVはまったくないんだ。でも、なんだろう、はっきりとは言いにくいんだけど、「影響力ってなんだろう」ってことを、ちょっと考えたくはなるよね。

 

もう少し言うと「コンテンツの影響力ってなんだろう?」ってことなんだけどさ。

 

もちろんそれは、「どんな人に読んでもらいたいのか」という目的があって、唯一の正解みたいなものは残念ながら存在しない。誰に何を届けたいのかを真摯に問い続け、実践と修正を繰り返す先にしか得られない答えみたいなのもある。

 

ただ、僕が、R-styleについて言えるのは「情報を消費したい人」向けには書いていないってことなんだ。もう少し言えば「情報を利用したい人」にすら向いていない。ちょっと大げさな言い方だけど、「自分で考えたい人」向けに書いている。

 

で、考えるためには、瞬発力ではなくて、じっくりと向き合う時間みたいなものが必要だと思うんだ。せっせこせっせこ右から左へとループを回すんじゃなくてさ。

 

そういうのって、今日明日爆発的なメリットをもたらすことは決して無いんだけど、5年ぐらいたった後に、ふと「あっ、あれってそういうことだったのか!」なんて何かにつながっちゃたりするんだよ。もう、そのときは誰にもお礼が言えない状況になっていることもあるんだけど、文化というパスって結局そうやって回ってるんじゃないかな、なんて思ったりもするんだ。

 

で、君はさ、誰に、何を届けたいんだい?