ジャムスタ

just another mind Style

Evernote Rashita's NoteBook 整理プロジェクト

 

 

 

 

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世の中にはどうしようもないことがある。Evernoteのinboxが溢れかえってしまうのも、そのうちの一つだ。

 

2000近くなってしまったinboxを、テクノロジーの進化した人類が移民と称して溢れかえる人口をコロニーに棄ててしまったように、僕は「Rashita's Notebook」というノートブックを作りそこに2000近いノートを移した。臭いものにフタをしたわけだ。

 

それから随分と長い時間が経つ。そこから私のinboxは溢れかえったことがない。多くなっても100。それも長期的にパソコンに触れなかったような場合だけで、後は日々inboxはゼロになっている。

新しいノートが作成され、それを適切に分類する。洗い物と同じで毎日やれば特に面倒な作業ではない。習慣というのは偉大だ。

そうして洗練されたinboxゼロな環境の元で、私は少しずつあのノートブックのことを忘れようとしていた。なにせ頭文字がRである。私のその他のノートブックは一様に数字を頭に付けて並び順を制御している。

制御することからも放置されたRashita's Notebookはリストの最下段に位置され、目に触れることも少なくなった。それは忘却への歩みを意味する。いや、きっと私はそれを望んでいたのだろう。だから、その他のノートブックに付けたようには頭文字を付けなかったのだ。

 

こんなことはもうやめにしよう。

 

私は突然そう思い立った。別に、何か問題があるわけではない。検索対象にさえ加えてしまえば、どこのノートブックに入っていても問題はない。そんなEvernoteの機能に甘えて長期間放置してきた過去の遺物とそろそろ向き合うタイミングがやってきたのだ。君にもきっとそんな時があるんじゃないか。無性に部屋の掃除がしたくなるような時がさ。

 

だから、私は決意をして、このノートブックを整理するプロジェクトを自分の中でひっそりと立ち上げた。それを見守るのは僕のタスク管理ツールだけだ(もちろん、それはEvernoteなわけなんだけど)。

 

毎日少しずつ整理していこう。なあに、inboxが少し増えたと考えればよい。毎日10のノートが整理できるなら、20のノートだって問題ないだろう。実際、それはまったく問題ないのだ。

 

1600のノートだったら、たった160日で整理が完了する。コロニーに移住することを考えれば大したプロジェクトでもない。

 

大それた決意ではないが、こうしてブログでエントリーを書いておけば、私のコミットメントは少々向上するだろう。習慣化の補助輪としてはなかなか悪くない。