リマインダーに要素を追加する[AppleScript][Reminders]

さて、Evernoteでのタスク管理環境を強化するために、Macのリマインダーを扱えるようになっておきたい。

というわけでいろいろ調べてみた。

まずリマインダーのtell。これはそのまま、

tell application "Reminders"

end tell

これでOK。新しいリマインダーを設定する時は、

tell application "Reminders"

    set newToDo to make new reminder with properties {name:"タスク2", body:"タスクの中身"}

end tell

などとする。nameがタスク名（リマインダー名）、bodyが詳細になる。これが基本。

goEverのスクリプトを改変すれば、リマインダーへの速攻登録スクリプトはすぐにかけるだろう。

期限の設定はdue dateを使う。たとえばこんな感じ。

tell application "Reminders"

　 set duedate to (current date) + (2 * days)
    make new reminder with properties {name:"Test", due date:duedate}

end tell

2行目で、現在時刻から二日目の日付を設定し、それをリマインダーの新規作成の時に用いている。これも難しくない。

こうして作られるリマインダーは標準のリストに追加されているはずである。では、追加先のリストを換えるのはどうするか。

tell application "Reminders"

    set mylist to list "Test"
    tell mylist
        make new reminder with properties {name:"Test Reminder", body:"New Reminder"}
    end tell

end tell

こういう感じでいけるようだ。これで「Test」というリストに、「Test Reminder」というタスクが登録される。

さらに、複数の要素の追加。たとえば、とあるリストの中身をリマインダーとして登録する。

tell application "Reminders"

    set my_reminders to {"item4", "item3", "item2", "item1", "item"}
    tell the default list
        repeat with the_name in my_reminders
            set this_reminder to make new reminder with properties {name:the_name as string}
        end repeat
    end tell

end tell

二行目でリストを作成。４つの要素がある。デフォルトのリストにtellをかけて、先ほどのリストの要素でループを回す。中身なし、リストの要素がタスク名のリマインダーが４つ登録される。

まず基本的なところはこれで良いだろう。次はリマインダーに登録されているタスクを使って、何かアクションを起こしてみよう。