今日の振り返り/Evernoteの同期は続く、summonProjectの方向性
ほぼコードを書かない日だった。
Evernoteが6.0になったので、二、三気になったことを試してみた。
が、まだ同期の円マークがグルグルと回っているので、しばらくは待ち。プログレスバー的なものがないので、いつまで続くのかという不安さはある。まあ、ノート自体を使うことはできるので、別に気にしなければどうということはないのだけれども、やっぱり処理が重い(&バッテリー消費が進む)。
summonProjectの方向性
結城タスク / YukiTask - A Simple Task Manager for Command Line Lovers.
このツールが気になっている。
私はコマンドラインで作業をしないので、このツールを使うことはないのだけれども、ツールの思想に非常に興味を持っている。
ポイントは2つある。
一つは、「作業を始める前に、Todoが必ず表示される」ということ。GUIで言えば、Finderで特定のプロジェクトのフォルダを開いたら、そのフォルダに含まれている「todo.txt」というファイルの内容を表示する、みたいなものだ。
タスクは、リマインドされなければならない。そのために、自分の「通り道」に置いておくのは非常に有効である。
で、作業するためにはファイルにアクセスする必要があるのだから、ファイルにアクセスすると、Todoが表示されるなら、見逃しようがない。非常に合理的というか実際的である。
もう一つのポイントは、同一のコマンド(mk)でありながら、プロジェクトごとにアクションが違う、という作り方である。
たとえば、私はCotEditorで書いた文章は、AppleScriptを経由して、Evernoteに保存している。その際、ダイアログが立ち上がって、「R-style」とか「シゴタノ!」とか「メルマガ」とかを選択することになる。
で、選択されたものによって、Evernoteに送るアクションが変わるのだ。具体的には、付けるタグと送るノートブックが変わる。
私自身の操作は、一定(ダイアログから一つ選ぶ)だが、ファイルに施される処理は異なる。
これは「実行中はこまかいことを考えなくても良い」というすこぶる良い結果をもたらしてくれる。
私は現状のスタイルでそこそこ満足しているのだが、もう少し拡張できるかもしれない。Evernoteに保存するだけでなく、縦書きのEPUBを作ったり、メルマガの原稿整形を行ったりと、アクションはあり得るだろう。
そうしたものを、スクリプトにプリセットとして書き込んでおけば、「裏ではいろいろなことは行われるが、私の操作は一定」という状況が作れる。十分に検討に値する成果だという気がする。
とりあえず、どういう形で実装するのがよいのかを、自分のデータ管理の方法も含めて考えてみることにする。