『教養の力』を読みました
- 作者: 斎藤兆史
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/04/17
- メディア: 新書
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教養とは何か?という探索から始まり、新しい時代の教養のあるべき姿が模索されています。
面白かったのが、「もとより私は、実用などという志の低いところに目標を置いてはいないから、文学作品をはじめ、学生の教養に資する教材を選ぶことが多い」という文章。
そうか、実用というのは志が低いんですね。なるほど、なるほど。
それはさておき、いろいろな角度からの「教養」の考察は興味深い内容でした。新しい時代の教養のあり方も、もっと提言が出てきてもよいでしょう。きっと。