ENMLの固有の4タグ
ENMLはEvernoteのノートを記述する際に使われるマークアップ言語。XHTMLの拡張。
AppleScriptでノートを作成するときにも使えるので、勉強しておく。
ENMLの固有の要素は4つある。
1.en-note
HTMLにおけるbodyタグのようなもの。
使えるのは以下の属性。
- bgcolor - ノートの背景色
- text - テキストの色
- style、title、lang、xml:lang、dir - これらのオプション属性は、対応する XHTML の標準属性と同じ意味を持ちます
bgcolorは何か使い道があるかもしれない。
2.en-media
HTMLにおけるimgタグのようなもの。
使える属性は以下。
- hash - リソースボディの MD5 チェックサム(16 進形式)であり、リソースの一意のプライマリ ID となります。(必須属性)
- type - リソースの MIME タイプ。(必須属性)
- align、alt、longdesc、height、width、border、hspace、vspace、usemap - これらのオプション属性は、対応する XHTML 'img' の各属性と同じ意味を持ちます。これらの属性を使うと、リソースの表示形式を設定できます。
- style、title、lang、xml:lang、dir - これらのオプション属性は、対応する XHTML の標準属性と同じ意味を持ちます。
重要なのはhachとtypeだろう。hachはimgタグのsrcと同様。
今のところこの要素に深入りする予定はない。
3.en-crypt
暗号化されたテキストの表示。
次のような属性が使える。
- hint - 復号時にユーザに表示されるパスフレーズのヒントです。
- cipher - テキストの暗号化に使用された対称暗号の名前です(例: "RC2")。
- length - 対称暗号キーの長さ(ビット単位)です(例: 64)。
が、今のところ興味なし。
4.en-todo
チェックボックスを追加する要素。セルフクロージングタグ(改行のbrとかと同じ)。
属性はたった一つ。
- checked - ToDo リストが完了している場合、値 "true" を指定します。ToDo リストが完了していない場合、値 "false" を指定します。省略した場合、この属性の値はデフォルト値の "false" になります。
この属性を変更することで、チェックマークのオンオフが切り替えられる。このタグは押さえて置きたい。