Evernoteで作業記録を付けるために、AppleScriptを書いてみた。
※あらかじめお断りしておきますが、本エントリーにはApppleScriptのコードは出てきません。まだ完成していないので。
タイトルの通り、Evernoteで作業記録を付けられないかなと思い立ち、いろいろ試行錯誤しております。その一環。
作業記録には、作業名、作業を開始した時刻、終了した時刻、それにかかった時間などのデータが必要です。
Evernoteのエディターにも、時刻を挿入するショートカットは存在しているのですが、若干面倒であることは間違いありません。
しかし、タイマー系アプリをイチから自作するのも同じぐらい(というか遙かに)面倒です。
そう考えながら、次のようなイメージを立ち上げました。起動ボタンを押す(開始時刻が記録される)、ボタンを押す(終了時刻が記録される)、二つの時刻の差から作業にかかった時間を計算する。そして、それをパソコンのクリップボードに収納する。
で、作業を終えた私はそれを悠々とEvernoteに貼り付ければ、ログの完了です。使うのはクリップボードだけなので、ファイル作成に関するうんぬんは一切考える必要がありません。
というか、自分がAppleScriptで出来る範囲で、タイマーアプリを考えると、上のようなものが精一杯だった、というのが本当のところ。
で、プロトタイプ一号。
アプリを起動させると(QSを使ってホットキーを設定しておくと便利です)、次のダイアログが表示されます。
ここで、これから行う作業を高らかに宣言してください。
とりあえず、適当に入れて「OK」をクリック。
すると次のウィンドウが。
ここで再度のコミットメントが確認されます。よし、タスクをやるぞという強い気持ちと共に、「はい」ボタンを押して、作業を開始してください。
ちなみに、「あとで」ボタンの中身は空っぽです。アイデアはあるのですが、実装は追いついておりません。
「はい」を選択すると次のウィンドウが。
タスク実行中はこの画面です。本当は、タスク開始からどのぐらい時間がかかっているのかを表示したいのですが、ダイアログだけだとなかなか厳しい感じ。ループを発生させて書き換えればよいのでしょうが、若干面倒です。
とりあえずは、最終的にクリップボードに時刻を入れるのが目的なので、その辺は笑って割愛しましょう。
「作業終了」を押すと、アプリは何事もなく終了します。なんのメッセージも出てきません。が、「貼り付け」を押すと
上の画像の「Blog」よりも後ろの部分がペーストされます。
ちょこっとスクリプトを書き換えれば、タスク名も合わせてペーストさせることができるのですが、私の中では、「デイリータスクリスト」は事前に作ってある(in Evernote)というのが前提なので、コピペにタスク名は含ませないようにしてあります。全体の運用スタイルを変えれば、タスク名を入力するようにしてもよいでしょう。
もっと言えば、最初のタスク名の入力をリストからの選択にして、そのリストをデイリータスクリストにしておけば、 Evernoteでデイリータスクリストを作成しなくてもよくなりますね。
が、そこまでいくともう少し踏み込んだスクリプトが必要でしょうし、それだとXcodeさんを召喚しなくてはいけない気もしてきます。
とりあえず、二回の時刻挿入と作業時間の計算は簡略化できました。最初の一歩、ということでここに記しておきます。
しかし、我ながら、マニアックなEvernoteの使い方ですね。
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