ジャムスタ

just another mind Style

結晶の成長

飽和水溶液が入ったビーカーにミョウバンか何かの結晶をつるしておいて、少しずつその結晶を大きくしていくような実験ありますよね。

 

今のところ書いている本とは並行して、別のコンセプトの”作品”(あえてこう呼ぼう)について、半年以上考えているんですが、ときどき結晶を作る実験が心的イメージとして浮かんできます。

 

特に意図無く情報に触れていても、「あっ、この視点は使えるな」「これは背景的知識として役立ちそうだ」という風に、アイデアの肉付けが自然に行われます。徐々に結晶が大きくなっていくわけです。

 

このメタファーはたぶん、わりと的確で、「種となる結晶が必要」「飽和水溶液に浸る」という要素が、アイデアを育てて行くには必要なんじゃないかと思います。